就活で志望動機を書かなきゃいけないけど、正直、特になくて困った、なんてことありませんか?
この記事では、
- 志望動機に困ったときに、どうすればいいか
- どんな志望動機がいいのか
について、わかりやすく解説します。
志望動機で悩んでいる人は、ぜひチェックしてください!
志望動機なんてべつにない……、そんなときはどうしたらいい?
自分と相手(志望先の会社)に向き合ってみることが大事
志望動機は、自分がその会社をなんで志望したのか?を書くものです。
「志望動機どうしよう……」と思っているということは、少なくとも「その会社に応募しようかな」と思っているということです。
そう思っているなら、自分ではそんなに意識していなくても、
- 自分自身の気持ち、経験やスキル
- 志望先の会社がどんなところか
の2つに何かしらの共通点があった、ということではないでしょうか?
普段、そんなことを深くは考えたりはしないものなので「ピンとこないな」ってことも普通です。
ですから、
- 自分に向き合うこと(自己分析)
- 志望先の会社のことを知ること(企業研究)
が重要です。
「彼を知り、己を知れは百戦あやうからず」ってやつですね!
自分の気持ちやスキル・経験に向き合ってみる(自己分析)
まずは、自分自身に向き合ってみましょう。
自分のことだから「わざわざそんなことをしなくても十分知ってるよ!」って感じる人もいるでしょう。
でも、
- 自分のことについて深く考えた
- 自分に向き合う時間をとったことがある
っていう人はそんなに多くはないのではないでしょうか?
そこで自分自身の
- これからやりたい・やれるようになりたいこと
- これまで経験してきた・これから経験したいこと
- 人から褒められるところは何か
- どんな勤務条件がいいのか
といったことを考えてみましょう。
できれば、頭の中で考えるだけでなく、文章で書き出してみることがおすすめです。
実際に文章にすると、ただふんわり考えているだけよりも、内容を整理して具体的にすることができます。
志望する業界・会社について調べてみる(企業研究)
次に、志望先のことをもっと調べてみましょう。
志望している業界や会社について、
- 会社のことは求人票でしか知らない
- 業界のことは周りから聞いた話や実体験でしか知らない
っていうこともあるのではないでしょうか?
会社については、
- ホームページを見て、どんな事業をしているのか、どんな理念なのか
- 似たような他の会社と比べて、どんな違いがあるのか
を調べてみるのがいいでしょう。
もちろん企業説明会に参加するのも効果的です。
業界については、
- どんな人に向いているのか?
- どんな人を求めているのか?
- 他にはどんな会社があるのか?
- 将来どんなキャリアがあるのか?
- 業界全体の文化や雰囲気はどうか?
といった点を調べてみるのがいいでしょう。
そもそも、自分とその会社がミスマッチな可能性もある
自己分析・企業研究をしてみても「これといった共通点がない」という時は、そもそも自分とその会社がミスマッチだという可能性もあります。
もし仮にミスマッチな会社に採用されたとしても、うまく馴染めず仕事が長続きしない可能性が高くなってしまいます。
なので「ミスマッチなのかも」と思った時は、あまり執着せず他の色々な業界や会社を調べてみるのがいいでしょう。
どんな志望動機がいいのか?
志望した理由・ストーリーが具体的でわかりやすいのがいい
志望動機は、志望している理由・志望するまでのストーリーが、具体的でわかりやすいのがいいです。
そのほうが、その志望動機を見た人が納得や共感をしやすいからです。
例えば、
「親が野球好きで、小さい頃から野球をしていました。自分も野球が大好きで中学高校は野球部で頑張り、大学もスポーツ系の学部に進みました。なのでスポーツ関連の、できれば野球の仕事につきたいです」
みたいな話ってわかりやすし、なるほどなって思いますよね。
なかなか人生はうまくいかないし試行錯誤の連続なので、一貫性があってわかりやすいストーリーはないかもしれません。
ですが、できるだけ
- 自分の気持ち・実体験・得意なこと
- 志望する会社との共通点
を織り交ぜて、わかりやすて読んだ人から共感を得られるようにするのがポイントです。
ものは言いよう、前向きに言い換えてみよう
志望動機は、ポジティブな方がいいです。
会社としては、後ろ向きな気持ちな人より、せっかくなら前向きな人に入社してもらいたいからです。
同じ内容でも言い方一つで印象が変わることもあります。
例えば、
- 実家から引っ越したくない
- → 地元が好き
- 学校で学んだ分野は自分に向かないと思って、別の分野を志望したい
- → 学校での学びを活かして、新しい(将来性のある)分野にチャレンジしたい
- 資格を取ろうと思ったが、試験に落ちてしまった
- → 今後の資格取得を目指して、現在学習に取り組んでいる
みたいな感じです。
自分の中で「うまくいかなかった」とネガティブに思っていることも、捉え方によっては前向きになります。
ポジティブな捉え方はできないか、考えてみましょう!
まとめ
彼を知り、己を知れは百戦あやうからず
志望動機に困ったときは、自分のことを考えたり、会社のことを調べて共通点を探してみましょう。
会社としても、共感のできる前向きな人に入って欲しいと思っています。
ですから、志望動機はストーリーがわかりやすく、ポジティブに書けるとより良いでしょう。
コメント