就活も始まって、周りの状況が気になりますよね?
この記事では、
- 2月時点の内定率は?
- 就活早期化の影響は?
について、わかりやすく解説します。
最新の就活動向について知りたい方は、ぜひチェックしてください!
- 周りの内定状況が気になる
- 就活早期化の影響を知りたい
26卒の2月時点の内定率は?
内定率はすでに40%近い
リクルートの『就職プロセス調査(2026年卒)「2025年2月1日時点 内定状況」』によると、26卒の2月時点の内定率は39.3%と、すでに40%近い数字になっています。
特に関東地域は高く、44.6%と半数近い人がすでに内定をとっています。
逆に内定率が低い地域は近畿で、29.8%です。
年々早期化が進み、去年と比べて15%くらい高い
2月で40%という内定率は、去年の2月に比べて15%、一昨年比だと20%高いです。
年 | 内定率(2月時点) |
---|---|
2025(26卒) | 39.3% |
2024 | 23.9% |
2023 | 19.9% |
2022 | 13.5% |
2021 | 9.9% |
2020 | 9.0% |
2019 | 5.8% |
2018 | 4.5% |
2017 | 3.4$ |
2016 | 2.3% |
ここ10年の2月時点の内定率を見ると、だんだん内定率が高まっていることがわかります。
つまり、就活の早期化が進んでいるということです。
特にコロナ後は急激に就活の早期化が進んでいます。
IT系は特に内定が早い
どの業種の会社から内定をもらっているかでいうと、情報通信業(IT系)が32.4%とダントツに高いです。
2位が17.5%なので、ほぼダブルスコアの差です。
IT系の内定が早いのは、
- IT業界は慢性的な人手不足
- 就活時期を決める経団連に所属していない会社が多い
という2つの理由があります。
就活早期化はいいこと?悪いこと?
早めに内定もらえれば、安心感がある
早い時期にどこかしらの企業から内定をもらえれば、就活生としてはかなりの安心感があります。
特に希望の企業から内定をもらえれば、それで進路が決まり就活は終わります。
そうすれば、大学生活の残りの時間を有意義に過ごすこともできます。
十分な準備ができないまま選考を受けている
2月というタイミングで選考を受けて内定をもらっているということは、おそらくほとんど就活の準備をできていないということだと思います。
そうすると自分が
- 将来どんなことをしたいのか
- どんな業界に進みたいのか
- 業界にはどんな会社があるのか
といったことを、十分に整理できていないかもしれません。
自己分析・企業分析が不十分なまま「とりあえず内定もらえたからOK」で就活をやめてしまうと、あとで後悔することになるかもしれません。
企業の採用意欲は非常に高いので、必要以上に焦る必要はない
最近は少子化・人手不足を背景に企業の採用意欲は非常に高く、完全に売り手市場です。
ですから、周りに流されて必要以上に就活を焦る必要はなく、自分がしっかり納得できる会社を探すことが重要です。
自分のキャリアをしっかり考えて就活にのぞみましょう!
まとめ
内定率40%で就活早期化が進むが、しっかり準備することが大事!
少子化・人手不足を背景に、年々、就活の早期化が進んでいます。
しかし大切なのは自分の将来ですから、自己分析・企業分析など準備をしっかりして納得できる会社を探すことが重要です。
「就職して良かった!」と思える会社が見つかるといいですね!
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