フレックスタイム制って聞いたことありますか?
この記事では、就活中の方向けに、
- フレックスタイム制とは何か
- フレックスタイム制のメリット
- フレックスタイム制の注意点
について、わかりやすく解説します。
希望している会社がフレックスタイム制だったという人は、ぜひチェックしてください!
フレックスタイム制ってなに?
始業・終業時間をある程度、働く人が自由に決めれる制度
フレックスタイム制は、簡単にいうと「ルールの範囲内で、始業・終業時間を働く人が自由に決めることができる」という制度です。
「ルールの範囲内」のルールとは、例えば
- 1ヶ月に少なくとも160時間(8時間 × 20日)働かないといけない
- 1日のうち10:00〜15:00は必ず出勤していないといけない(コアタイム)
といったものです。
このルールだと、働く人としては、
- 朝10:00に出勤して、19:00に退勤する
- 用事がある日は10:00〜15:00だけ働いて、他の日にたくさん働く
といった柔軟な働き方ができます。
ワークライフバランス向上が目的、導入しやすさは業種による
フレックスタイム制の目的は、ワークライフバランスを高めることで、仕事の充実感やモチベーションを高めることです。
フレックスタイム制を導入している会社は働きやすさを高める努力をしているといえます。
ただ、職種によってはフレックスタイムを導入しやすい・しにくいがあります。
導入しやすい業種としては、
- エンジニア
- デザイナー
- 企画
- 事務
などです。
一方で、導入しにくい職種はお客さまと接点が多いものや現業系で、
- 営業
- 接客
- 工場作業
です。
フレックスタイム制のメリットは?
ワークライフバランスをとりやすくなる
フレックスタイム制の最大のメリットは、働く人がワークライフバランスをとりやすくなることです。
例えば、
- 子供の送り迎え
- 介護
- 役所の手続き
などで朝の時間が欲しい時は便利です。
メリハリのある働き方が可能に
勤務時間をある程度自由にできることで、頑張って仕事する時、プライベートに時間を使う時を分けてメリハリをつけることができます。
自分で時間を管理できるようになるので、より主体的になりタイムマネジメント能力の向上につながるでしょう。
フレックスタイム制で気をつけることは?
職場でのコミュニケーションがとりにくくなる場合も
フレックスタイム制は、職場の人全員に適用されます。
そのため、同じ職場の人の勤務時間がバラバラになりコミュニケーションをとりにくくなることがあります。
上司に聞きたいことがあっても、上司がまだ出勤してない・もう退勤している、といったこともありえます。
同僚の勤務時間を確認したり、自分の勤務時間を職場の人に共有しておくことが重要です。
また、コアタイムがあれば、その間は必ずみんな出勤しているいるので、コミュニケーションをとりやすいです。
ただルーズなだけになってしまうかも
柔軟な働き方が可能なフレックスタイム制ですが、自己管理のできない人はただ単純にルーズになってしまうかもしれません。
いつも夜更かししていて朝起きれず、毎日遅めの出勤なってしまうようなパターンが該当します。
自己管理に注意する、あらかじめ今後の出勤・退勤予定の計画を立てて職場で共有しておく、といったことが大切です。
まとめ
フレックスタイム制は主体的で柔軟な働き方ができる
フレックスタイム制は、勤務時間をある程度自分の自由にできます。
そのため、主体的で柔軟な働き方ができます。
その一方で、自己管理ができないとだらけてしまうので、その点には注意しましょう。
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