週休2日制と完全週休2日制の違いって知ってますか?
この記事では、
- 週休2日制と完全週休2日制の違い
- 他にはどんな制度があるのか
について、わかりやすく解説します。
違いがわからないっていう人は、ぜひチェックしてください!
目次
週休2日制と完全週休2日制の違いって?
週休2日制:週に2日休みがあることもある、完全週休2日制:必ず週に2日休みがある
週休2日制は、月のうち少なくとも1回は2日間の休日がある制度です。
一方、完全週休2日制は、必ず毎週2日間の休日がある制度です。
どちらも曜日は関係ありません。
週休2日制って聞くと、毎週2日休みがあるように感じますが、実際は違うので注意が必要です。
年間休日日数が40日くらい違う可能性も
週休2日制と完全週休2日制では、法律上の休日日数は40日程度違います。
- 週休2日制:65日( + 法定外休日)
- (13週 × 2日) + (39週 × 2日)
- 完全週休2日制:104日( + 法定外休日)
- 52週 × 2日
法律上の休日以外に、法定外休日というものもあります。
法定外休日とは、法律とは別に会社が独自に決めている休日のことです。
例えば、年末年始・お盆・ゴールデンウィーク・創立記念日などです。
他の主な休日制度は?
いろいろな休日制度
主な休日制度には以下のようなものがあります。
- 週休2日制度
- 1ヶ月の間に2日間休みのある週が、少なくとも1回はある
- 完全週休2日制
- 毎週必ず2日間の休みがある
- 隔週休2日制
- 週1日休みと週2日休みが交互ある
- 週休1日制
- 週に1日だけ休みがある
- シフト制
- 毎月の勤務シフトで休みが決まる
法律の範囲内で、会社ごとに休日制度を決めています。
ですから「土日休めるのは当たり前だ!」みたいに思ったりせず、ちゃんと確認することが大事です。
法律上は、毎週少なくとも1日、または4週を通じて4日以上の休日
労働基準法では休日について「毎週少なくとも1回の休日」もしくは「4週間を通じて4日以上の休日」と定めています。
ですから、「週休2日制」「完全週休2日制」というのは、会社が独自に設定している制度ということになります。
ただ、労働時間について「1日8時間、週40時間を超えてはならない」(それを超えると残業扱い)となっているため、「1日8時間 × 5日 = 週5日勤務」でお休みが週2日となっているところが多いということです。
まとめ
週休2日制と完全週休2日制は年間休日日数が全然違うので注意しよう!
このように「週休2日制」と「完全週休2日制」はまったく違う制度です。
この2つを勘違いしていると、働き始めてから「思ってたのと違う!」ということになってしまいます。
求人に応募するときには、休日制度について気をつけて確認しましょう!
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